ポートフォリオはエンジニアにとって必須

一口にエンジニアといっても、その仕事はシステムエンジニアから開発研究、運用など多岐にわたります。そのためエンジニアとして働いていく上では、自分の能力や実績を示す作品集となるポートフォリオを作成しておくことが欠かせません。

自分がこれまでしてきた仕事について開発したアプリやWebサイト、コードのサンプルなどといった成果物をポートフォリオにまとめておけば、それが自身の技術をアピールするものになります。自分がこれまで行ってきた仕事を見つめ直し、今後のエンジニアとしての成長の課題を見つけるヒントとなることはもちろん、転職を考える際にはスキルを示すものとしても大いに役立つでしょう。

ポートフォリオを作成する際、強調すべき内容は職種によって異なります。その職種ごとに求められるスキルに重きを置いてアピールしていく必要があるのでこの点はよく心得ておきましょう。フロントエンドエンジニアであればデザインセンスやユーザーインターフェースの実装技術、バックエンドエンジニアであればコーディングスキルやデータベース設計能力などを重点的にアピールしていく必要があります。

ネットワークエンジニアであれば、ネットワーク設計のセキュリティ知識を強調したポートフォリオを作成するのが良いでしょう。どのようなプロジェクトに参加したか、どんなアプリやサービスの開発をしたかなど、実務経験を踏まえて内容を充実させていくのもおすすめです。具体的な経験は強みになるので効果的にアピールしていきましょう。